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マケドニア将棋(ヒストリエ7巻限定版の付録)
 日記

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 ヒストリエというマンガの7巻の限定版に、付録としてついてきたのがこれ。
 作者自らルールを考案した将棋だそうです。劇中にも同じものが登場する。
 プラスチックのきれいな駒と、8×8のボードがついてる。

 ルールはだいたいこんな感じ。

  • 張り駒あり。ただし敵陣には張れない。
  • 相手の王を獲ったら勝ち
  • 王は任意のタイミングで王子に「譲位」できる
  • 二歩あり

 チェスというより将棋のほうがいくらか近いけど、将棋ともけっこう違う風。

 あとおもしろいのが、弓兵。最初は矢が一本乗っている状態ではじまって、この矢を撃てる。しかも8方向に撃てて、射程は無限。もちろん矢は自力では動けないけど、弓兵から斜線が通っていれば矢を回収することができる。
 すごく強そう。なのだけど、あくまで遠距離攻撃なので、将棋の飛車とは違う。これで敵の駒をとっても自分は動いていないのだから、攻め込んでない。
 まだ遊んでないけど一人で動かしてみている感じ、この矢の感覚が将棋とぜんぜん違ってむずかしい。
 あと敵陣に張れないので、どう詰めればいいんだかまださっぱりわからない(笑)。
 ルールブックにはアドバイスとして、駒得を重視しようとか、物量戦がカギだとか書かれている。そうなんだろうなー。

 アブストラクトゲームではあるのだけど、将棋よりももう少し再現性を重視している。そこはやはりマンガ原作だし。
 本当に遠距離を撃てる弓兵もそうだけど。本編のマンガでもこれから語られることになるであろう王子への譲位とか。重装歩兵とか。しかも二歩ありなので、活用するとファランクスっぽい感じになりそう。

 まだプレイしてないけど、そのうち遊んでみたい。
(BGMは例によって、小柳ゆき「あなたのキスを数えましょう」で)


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