長い航海を終え、荒野に探査船が降りたちました。
中から出てきたのは、1機のロボット探査機です。センサーの目で赤い地平線を見やり、特殊合金の脚で砂の上に足跡を残します。 遠く離れた地球から、あなたはロボットを見守っています。 火星にはさまざまな脅威や発見が待ち受けています。人工知能とさまざまな装備を駆使し、それらに対処しなければなりません。 しかし火星は遠すぎて、通信がすぐには届きません。 指令は計画的に、少し先のことを予想して出す必要があるのです。 困難なミッションがはじまりました。 |
火星では様々な脅威や発見が待ち受けています。
ゲームでは、火星で起こるさまざまなイベントは「火星カード」で表されます。
地球では想像もつかない規模の砂嵐は、精密機械であるロボットにとって大きな脅威です。謎の磁気嵐では、通信が妨害されます。複雑な地形を踏破するためには、すばやく動くことができる脚パーツが必要です。
また、この時代の火星には2種類の生物が生息しています。いっぽうは敵対的、もういっぽうは友好的です。
敵対的な生物から身を守るためには、シールドや武器が必要です。友好的な生物は、対話するためのプログラムを用意していれば味方となりますが、対話手段がなければ襲ってきます。
数々の脅威をくぐり抜けながら、できるだけ価値あるサンプルを採集し地球に持ち帰らなければなりません。
しかし、ロボットは火星、あなたは地球にいます。火星までの距離は遠く、あなたの命令を乗せた電波が火星に届くまでには10分以上の時間がかかってしまいます。
ゲームでは毎ラウンド、ロボットに配備するパーツカードを3枚伏せます。テーブルに並んでいる火星カードを見て、3回分の計画を先に立てなければなりません。
その後、パーツカード1枚を表向きにする→火星カード1枚を解決するという手順を3回くりかえします。
そして次のラウンド。また3枚を伏せます。このくりかえしでゲームは進みます。
ロボットたちが集めたデータをつかって、初期手札にはないより高級なパーツを開発することもできます。状況に合わせ、必要なパーツを選び開発しましょう。
全8種の個性的なロボットが登場します。
プレイヤーは、そのうち1体を担当します。
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ガウェイン
目立った能力はないが、機体が軽くポテンシャルを秘めている。 少しクセがある。性能を引き出せるかどうかはプレイヤー次第。 |
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コロンブス
小回りの速さが特徴。他のロボットを振り切って高得点を狙う。 弱点は調査能力と積載量。どう補うか? 上級者向け。 |
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エイリーク
武器とアームを持ち、序盤から高い得点能力を発揮する。 すぐに足りなくなる積載量を補うため、早めにコンテナを手に入れたい。 上級者向け。 |
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ゲンジョー
他のロボットとはまったく違う思想で作られた。最初から対話能力を持つ平和的なロボット。 友好的な生物を味方にして、対話の力で旅を乗りきれるか。 |
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ダーウィン
大量のデータを処理できる、調査に特化したロボット。 機体は脆く戦闘力もないが、特殊パーツを開発しやすい。使いかた次第でさまざまな戦略に対応できる。 |
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アルゴー
たぶん探査機というより船。 巨大な機体に、超大容積の格納庫をもっている。少々のダメージではびくともしない頑丈さも備えているが、速さ不足が弱点。 |
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アムンゼン
極限環境を乗りきるために、防御とスピードを重視したロボット。装甲で重くなった機体をブースターで動かす。 扱いやすい機体だが、特殊パーツで積載量を補いたい。 |
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ダレイオス
装甲と武器で固められた機体は、もはやほとんど戦車。襲いくる火星生物をなぎ倒して進む。 火星の厳しい環境下でも抜群の安定感を誇るが、弱点は機体の重さ。 |