遊星ゲームズ
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ゲームマーケット2013大阪出展します
 日記 ゲーム制作

 去年に続き、ゲームマーケット大阪に出ます。
 今回はイベントスペースとっちゃってますが、どうするんだろう。体験卓立てるようなゲームあるかなあ……。てきとうに遊んでてもらったらいいと思います。

 新作は500円ゲームズ企画参加作品ということで、500円のゲームを2つ用意してます。

.赤の女王

赤の女王 シンプルなサイコロゲームです。A5のボード1枚と、木のコマ7個、サイコロ2個を袋に入れた形態になります。
 500円ゲームズでボードって、あんまりなさそうな気がしてますがどうだろう。このボードの美しさはちょっといいんじゃないかなーと思っています。また森木ノ子さんにお願いしちゃったわけですが。

 生物の進化がテーマです。
 手番プレイヤーは、サイコロ2個を振ります。で、ボード上の「適応マーカー」と「環境マーカー」の距離を超える数が出たら成功。1点入ります。
 ここで左隣のプレイヤーは、環境マーカーを2マス動かすことができます。
 動いた環境マーカーを見て、手番プレイヤーは、さらに挑戦を続けるかやめるかを選びます。挑戦に失敗したら、そのターンに獲得した得点は全部なくなります。
 という、おなじみの強欲のゲームですね。
 左隣のプレイヤーが目標値を動かすので、そのへんで微妙に変なジレンマが出てきたりします。手番プレイヤーのジャマをしたいんだけど自分に有利な位置に動かしたくもあってどうしよう、みたいな。

 2~4人。20分くらい。

.九百億の魔物の書

九百億の魔物の書 よくわからないタイトルですが、なんとなくつけたのであんまり意味ないです。
 160ページの文庫本です。文庫本ですが多人数ゲームです。
 プレイヤーは栞か付箋に名前を書いて、好きなページに挟みます。ページには記号と、得点が書かれてます。ターンとかラウンドとかそういうのないので、いつでも好きなときに挟んだり移動したりしていいです。
 それっぽい言葉でいうと「非同期プレイ」なのです。
 ゲーム終了の時間になったら、各ページの得点を計算して、一番点数の高かった人の勝利。
 ゆるくいつでも見ていいよというゲームです。てきとうにボードゲーム会会場の片隅などに置いておいて、手の空いた時間などにちょっと見る、という使いかたおもしろいかなあと思ったんですが、どうだろうなあ。
 500円だからと思って好き放題やった実験作です。

 8~25人くらい。プレイ時間は適当に。


 500円ゲーム、作ってみるとけっこう楽しいんです。とにかくいつもとは違う考えかたをしないといけなくて、まるでパズルをやってるような感じです。
 500円ってね、絶対に赤字なんです。原価は500円以内ですが、在庫は残るものだし、送料とかイベント参加費とかいろいろあるし。
 わかっててやってるんだからつまり、いつも以上に、自分が楽しむためという側面が強いです。極端にいえば売れなくてもいいんですね。もう楽しんだんだから。
 とはいえとてもいいものができたと思います。ぜひお手にとってみていただければと思います。
 たぶん体験卓でも遊べる予定です。

 他は、たぶん『テーブルゲームデザインの本』などがあると思います。


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