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フレームワークはつくりたくなるもの
 日記

「フレームワーク、つーのは、作るものではなくて、自然にできるものだから、
それを目的に作られたフレームワークは、きっと使えないと思うよ。○○みたいに。」

 ○○にはほとんどなにを代入してもあてはまる気が(笑)
 フレームワークつくりたくなる気持ちはわかる。でも、そうしてつくられたフレームワークを使うとプロジェクトが炎上する。
 高機能な奴ほどやばい。フレームワークが高機能になっちゃうということは使う人を信用していないためだろうし、信用していないというのはもうある種の病なので、だから高機能なフレームワークは果てしなくバージョンアップを続けることになる。
 で、しかしわかりやすいマニュアルを書く技術は技術者にはないので、高機能になればなるほどわけがわからなくなる。
 使いかたをわかってれば便利なんだろうに、わかってるのはふつう製作者だけ。わかってないと自由にやれないから、ビジネスロジックに処理をだらだら書いた数百行の関数がつくられて、結果、ぜったいメンテナンスしたくないソースになる。
(あーでも、そのメンテナンスでも工数かけて金とるわけだ。まともな価格競争が起こっていないことをあらわしてるんだよなたぶん)

 よーし、じゃあ俺が理想のフレームワークつくるカー(ぉ
 理想のフレームワークっていうのはもちろん、要件定義から製造まで一貫して使えて、必要な機能が全部あって、マニュアルが充実してて、表紙に「悪い例」と書いてある奴だ。


フレームワークはつくりたくなるものを