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他人を見下す若者たち
 日記

 鋼の錬金術師ジパングの新刊を買いに電車に乗って本屋にいったら、なんか妙なタイトルの本が「売れてます!」ってPOPつきで、面展で売られてたんである。
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 ……『他人を見下す 若者たち』?

 うは、恥ずかしいタイトルだなーと思って思わずぺらぺらめくってみちゃったら、ほんとに恥ずかしい内容のようで。誰が買ってるんだコレ。ってまあ、例によって「近ごろの若いモンは」といいたいおじさんたちなんだろうなあ。
 いまどきはこういうこという人も減ってきたかなと思ってたんだが、気のせいだったか。こういうのはきっと、普遍的な人間の本能みたいなものなんだねえ。
 んでもちろん出版社もそれをわかってるから、定期的にこういう本を出すことになってるんだろう。

 だいたい、そんなこといえば、満員電車の中で入り口近くに陣どって奥に進まないのも、2人分の場所をとって座ってるのもいつだっておじさんたちなのに。若者たちは気が弱いから、そんなおじさんのとなりに座るのも避けて立ってるじゃないか(わたしはおしのけて座っちゃうけど)。

 がまあ、それはそれとして。
 ほんとに今の日本がそういう傾向にあるんなら(ないと思うが)、これはもうとても歓迎すべきことである。これが「問題だ」という立場がそもそもおかしい。
 だって、そういう傲慢な人間の中からしか、真のストライカーもドリブラーも生まれてこないんだから。日本サッカーが本当に世界のトップクラスになるためにはですね、どうしたってそういう奴らが必要なんですよ! むしろまだまだ見くだし足りねーよ!
 だから、わたしは声を大にしていいたいのである。「迷惑なおじさんを見くだせ!」とか。


[2006.07.23 20:51]とりい :
くさびのパスを受けてもDFに吹っ飛ばされない腰回りは満員電車で鍛えるべし。だな。


他人を見下す若者たちを