2008.04.29 00:40 てらしま
T字型ERというのに興味あったから、提唱者だという人の本を買ってみたんだが……内容難しすぎ。あのねえ、あえていうけど、難しいっていうのはだいたい、読者の知識が足りないとかそんな話じゃなくて、書き手の能力不足なんですよ。
書き手がわかってない文章は読解が困難になるけど、伝える気のない文章はもっと悪い。
本の構成は、基本的に、見開き左側が文章で右側が図表という感じ。左側のページは、文章といっても書く気がない箇条書きばっかり。右側には、親切にもまったく同じ内容のものを表にしたものが載ってる。
EXCELで入稿したんじゃないかと想像してしまう。誰が読むかこんなもん。
技術書の99%がハズレなのはわかってるが、ここまでひどいものつかまされると、やっぱりがっかりする。
「誰が読むかこんなもん!」
と、我々技術者だっていっていいはずだ。というか、いわなければいけない。
T字型ER自体はたいへんすばらしいと思うし、ぜひ実践してみたい。のだけど、本家の人の本がこれじゃあ、DB設計手法に意味わからない神話が蔓延してるのもしかたないなとか思った。