あれだね。部屋探しサイトっていうのはある意味、WEBサイトシステムの花形だね。
ユーザビリティはもちろんだけど、すごいいろんな検索条件に対応できなくちゃいけなかったり、それをセッション保持できなくちゃいけなかったり「お気に入り」機能やら一覧表示やらも必要だったり。
ああいうシステム作ったことはないけど、技術者の腕の見せどころだよなと思う。
しかし、けっきょくああいうサイトに掲載されてるのは、じつは看板用の物件にすぎない。カタログスペック上検索条件にかかりやすいものだけが掲載されてるんである。不動産屋にいってみると、WEBで捜したものなんかなにも関係なくいちから捜してくれる。
客が見るお部屋探しサイトには掲載料がかかるから、ともかく検索にかかりそうな物件だけ出してるわけなのだ。つまりあれは、不動産屋に足を運ばせるための、ただの広告? あれだけいろいろ作りこんどいて(笑)
じつは不動産屋しか見れない物件情報サイトがある。本物の情報はそっちに書いてあって、不動産屋は客の要望をもとにそこを検索してる。
特に流通物件を専門に扱っている不動産屋というのは、つまり、そのサイトで物件を検索することのプロだということになる。
なんかそのへんの、システム化されてるように見えるけど中途半端なところで落ちついちゃってる感じが、なんかいかにもでおもしろい。
もちろんこれはこれで意味があるわけだけど。ただ不動産屋の電話番号が書いてあるより、部屋探す気分になれるほうが楽しいしね。
というわけで近いうちに引っ越す予定。