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DOCTYPE宣言を書けないデザイナー
 日記

 いつも思うことだけど、DOCTYPE宣言を書けないHTMLデザイナーってなんなの(笑)。
 正しくないDOCTYPE宣言で書かれたHTMLで、クロスブラウザだのSEOだのっていわれても、これは本質的に不可能なんである。

 我々WEBシステム屋には「デザイン適用」という工程がある。これは、作ったシステムを、あとからやってくるデザインHTMLに合わせるという作業だ。
 先にくれよという話もあるが、そのへんはデザイナーの文化らしいのでしかたない。
 よくあることだが、このとき、デザイナーの気まぐれで、見たこともない要素が追加されていたりすると、技術屋はロジックの修正を迫られてしまったりする。
(そこで愚痴をいいながらやっちゃうのがこの業界の悪いところ。やらなきゃいいと思う)
 で、このデザイン適用の工程で、HTMLにロジックを埋めこんでいく。構文ミスとかもしかたないからなおす。このタグ閉じてねーじゃんとか、tableいくつ重ねてんだよとか(デザイナーはtableが好きである)、愚痴をいいながらやる。
 その後、もちろんいくつかのブラウザでテストする。ここでHTMLが間違っていると、見た目がおかしくなってしまう。
 そして、この不具合はわりと、技術屋が対応せざるをえなくなる。

 基本的にデザイナーは、自分で書いたHTMLを変更されることを嫌うらしい。のだけど、これはもう無理ゲーなのだ。
 けっきょくハックコードを書いてしまう技術屋の気持ちも、わからんではない。

 DOCTYPEというのは、以下のHTMLをどう解釈するかを定義した部分で、つまり一番大事な要素なんである。ぜひとも正しく書いてほしいのだが。
 っていうか、ちょっとぐぐってコピペするだけなんだけど。
 というわけで、せめてここを見たデザイナーはgoogle検索くらいしてくださいということで↓。


DOCTYPE宣言を書けないデザイナーを