やったほうがいいこと
 日記

　やらなきゃいけないこととか、やったほうがいいこととかはもうみんなわかってるはずだと思うんですよ。いや、みんなとはいえないけど、この仕事やっててあるていど考えてる人はさすがにわかるでしょ。

　そのうちのひとつ。とりあえず、データアクセス層はユースケースから分離したい。分離したほうがいい。
　ほんとにそれだけのことで、詳細設計以降の手間が全部半分以下になるはずだ。いやマジで。
　どうもみんな、複雑なSQLが大好きなようだけど……しょうじき、99%は必要ない気がする。
　……わたしみたいな経験の浅いやつがね、しかもブログなんて、読んでるやつは９割くらい同業者なのにね、あまり偉そうなことは書いていいのかどうか知らないけど。
　でもあえていうんだけど。
　99%だ。SQLのほとんど全部が、いらないのだ。

　すごい数のテーブルをJOINして、それが画面ごとにあって、よく見たら同じことやってるSQLばっかりだったり。どうしてもそんなプロジェクトばっかりなのだ。どうやってメンテナンスするつもりだよと思う。
　あれは、まずユースケースで縦に割ってから作ってるせいだ。DAOをユースケースから分離してやれば、とりあえずSQLの重複はしない。
　さらに極端な話をすれば「あとがめんどくさいからJOIN禁止」ということにでもしちゃえば、（自動生成は簡単だから）SQLはひとつも書かなくていい。

　……ってもうね、そんなこと書いてる本はたくさんあるし（いい本はかなり少ないけど）、いってる人もたくさんいるし、さすがにみんなそういう主張は知ってるでしょ。
　この仕事はあまりにもくだらないと、わかってる人もたくさんいるはずなのに。

　要は、例によっていまの仕事のグチなんだけど。
　これがまたいつのまにか、JAVAの業務系の大規模プロジェクトのはしっこにかかわってたりするんだけど。PHP屋のつもりなのに。
（↑多聞に漏れず、設計段階ですでに火を噴いてる）
　WEBサイト開発の世界は驚くほどいいかげんだと思ってたけど。業務系は、でたらめさは小さいが成果物のレベルは大差ない。
　いやはや困ったな。