昨日、ふと思いたってはじめてみる。
なぜマビノギかといえば、なんか雰囲気がよさげだったから。どうせMMOなんてね、ゲーム性はあまり気にしちゃいけないわけです。雰囲気とキャラクターへの思い入れが一番大事なわけで。
いや、マビノギのゲーム性が悪いとかそういうわけではなく、なにしろ選ぶ段階ではそんなことわからないわけなので、ただこのゲームが一番目を引いたわけである。
ケルト系の世界は、MSXの「ティルナノーグ」やったころから好きだし。
というわけで日記をつけてみよう。
ほんとにただの日記なのでゲーム知らない人に配慮もしないだろうし文章も調整しませんので注意。
ゲームをはじめてみると、本当に雰囲気作りを最重要視したデザインになっていた。けっこうえらい。
性能は普通のとまるで変わらないブランド物の服とか売ってるし、染色できるし。なにより、キャラクターの造形がいい。よくある韓国製やアメリカ製の3Dの、きれいだけど萌えない世界はやはり、日本人には合わない。けっきょく受けたのはROだし。
つーかほんとは外国人もそうじゃないのかな。ほんとは二次元で充分だよな。みんな、グラフィックカードが3D対応になったからとか、そういうしょーもない理由でやってるとしか思えないわけなんだが。
「体重が増えました」とか「足が細くなりました」とか、なんの意味があるか知らないけど、キャラクターへの愛着を作るためにはいい方法かもしれないのだ。プリンセスメーカーみたいなもんだな。
「生活」を売りにしただけのことはある。もっとも、ほんとにMMOの中で生活するようになったら他のことできなくて困るわけだが。
というわけで昨日はじめて現在Lv16。まだひととおりのスキルがそろわない。
ひたすら一次産業(羊毛を刈る)に汗を流しつつ夜は狼を虐殺。魔法使いを目指すはずだったが、途中で「魔法だけじゃ戦えないじゃん」と気づき近接技能をひととおりそろえた。
クラスがなく全部スキル制というのは正しいアプローチだと思う。たしかにそのほうがいろいろできそうだ。キャラクターの容姿はクラスで変わるのではなく服装と作成時に選択する髪型やら色やらで変わる。
服だけでもこだわればいくらでもやれるようになっている。服のためにゲームやってる人もいるだろう。
「作曲」(ほんとにメロディやコードを打ちこんで曲を作る)なんてものもある。おそらくゲーム的にはほとんど意味がないんだが、まあケルトっぽい要素ではあるのである。
あと、牧歌的な雰囲気を大切にするための方策の一つだろうが、街のNPCどもにもやたらと力が入っている。これは正解だ。せっかくMMOだから全部プレイヤーにやらせようと、できるだけNPCを薄く作ったゲームは多いが(ベータをいくつかやった程度だが)、それとは逆のアプローチ。そのせいで、世界観はかなりしっかりしたものになっている。
それとPKもない。のどかだ。
問題は、NPCと会話してるだけでもゲームになってしまうところだろう。
普通の一人用RPGをやってるのと変わらないプレイもできてしまうのだ。実際、序盤はNPCからやたらとお使いが飛んでくる(やらなくてもいいということはだいぶ後になって気づいた)。まあそれも楽しくなくはないのだが。
というわけで現在の目標は「巨大蜘蛛を退治する」と「熊を狩る」
日記はいつまで続くか知らん。