遊星ゲームズ
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ケルト
 ボードゲーム

2008.10.05 21:38 てらしま
ケルト
Keltis
2008年
Kosmos
ReineKnizia
2-4人(3-4人)
30分
thx to play:game
toAmazon

 ロストシティ……ではあるんだが、やはり2人と4人とでは印象がだいぶ違う気はする。
 とりあえずやって思うのは、すごく最近っぽいゲームだなということだ。
 30分で終わるし、運ゲーだし。
(内容に対して不必要に大きいボードとかも)

 このゲームだけの話ではないけど。
 どうせ30分で終わるのだから、逆転できなくなってしまってもかまわないんである。差が開きはじめたら開く一方というゲームでも,、すぐ終わるなら「もう一回」といえる。
 そういうゲームは飽きも早いのではないかと思うけど、そうしたら、次のゲームを買えばいいのだ。ゲームは毎月たくさん出るし、どうせゲーム会では、ひとつのゲームを何度もやりこんだりしない……。
 という作りのゲームが、増えている。
 必要なのはとにかく「早く終わること」。考えこんでしまうと時間がかかるから、「考えてもしかたのない作りにすること」も必要だ。つまり、30分で終わる運ゲーである。
 三国志より三国無双という話だ。
 こういう流れは別に日本だけの話じゃないし、ましてゆとり教育のせいでもない。

 ボードゲームの世界はけっこう公正で、『大聖堂』や『ストーンエイジ』もちゃんと評価されている。そうして棲みわけるならそれでいいとも思うわけだが。
 こんな書きかたをしているけど、こうした30分の運ゲーは、たしかに新しいゲームだとは思う。「これでいいんだ」としてみることでしか生まれてこない種類のゲームも多いと思うのだ。
 個人的な好みは別の問題だが。

 これもそっち系のゲームかなあと思う。
 手札の引きが悪いと本当になにもできないし、逆転を狙おうと思ったころにはもう終盤だし。

cut4.jpg

ケルトを