遊星ゲームズ
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ゲームマーケット2013春以降で遊んだ同人ゲーム2
 ボードゲーム

 前回忘れてたやつと新しく遊んだやつを追加。

.I-GR-MAKING

Manifest Destiny

 いわゆるアイドルプロダクションをなんとかっていうテーマのゲーム。絵がいいですなー。
 トリックテイキング的なことをやるんだけど獲得したものが手札に入る。特徴は、獲得した色1色はプラスの得点なんだけどそれ以外はマイナスというところ。
 あと、リードされたカードによってルールが変わる。数字が大きいほど強いとか、小さいほど強いとか。でもこの部分は余分だなあと思った。
 トリックテイキングで1色はプラス他はマイナスっていうだけでだいたい成立してるので、切り詰めるデザインならそれ以上加える必要ない。とはいえ、数字とスートのゲームとなってしまうとどうしても「あのゲームとどう違うの」になるだろうしなあ。ルールを加えたくなる感じもわからないでもないって感じ。とはいえ無駄ではあるしなー。

.セイルトゥインディア

OKAZU brand

 なにやら話題の奴……なんだけど、個人的にはそんなにピンとこなかった感じ。
「活版印刷」というのが強すぎるらしく。パッチが検討されているなんて話も聞いてて。わたしがプレイしたときは、活版印刷禁止でやった。なので使ったことないんだけど、あれは強そうだとは思った(笑)。ゲーム的には、序盤で戦略を分岐させて教会にいくルートを作りたいという意図があるわけで。そう思うと、禁止するのがいいとは限らないような気もする。
 あと、収束しないケースがありそう。インドを目指しても勝てないとき、どうせダメだからあきらめてゲームを終わらせる、いわゆるキングメイカーがいないと終わらない場合がかなりある予感がする。船を進めなくても勝利点を稼ぐことができてしまうのだけど(活版印刷もそちら側だし)、それが意図通りならもう一つ終了条件が必要だろう。
 コンポーネントの不親切さは一番気になった。建物には勝利点アイコンを書けたはずだし、商品売却時の勝利点はマニュアルとは別のサマリーが必要のはず。
 など正直いろいろある。
 とはいえおもしろいし、コマを金庫番にしたり勝利点記録に使ったりというところは美しいルールだ。
 要は500円で出すべきゲームじゃなかった。と思うところもある。ゲームがふさわしいかたちを与えられなかったことは不幸なことで。500円だからとはわたしにはいえない。必要なコンポーネントとかカードのデザインとか、バランスの変更とかいろいろ含めて、5000円で作りなおしてほしい感じ……。


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ゲームマーケット2013春以降で遊んだ同人ゲーム2を