2008.01.18 00:19 てらしま
ISBNはついてるけど本屋にはないらしいです。AMAZONにもないので、買うならイエローサブマリンかどこかを捜すしかない。
個人的にはそれほど読むところがなかったけど、その理由は、この本がおもに述べてるのが2人ゲームの話だから。
とはいえ、ゲームの中でマルチゲームが占める割合はこんなものかという気もするので、そこはしかたない。
少し客観性を欠いた議論が多いとか、そのへんはあるけど、そんなのはたいしたことじゃなくて。問題は、読みづらい組版とうまいとはいえない文章だ。
おかげで、ゲームの啓蒙書としては読みづらいし、研究書としては内容が甘いという、難しい立場の本になっている気がした。
しかし、こういうの読むのに抵抗がないけどゲームのことは考えたこともなかった人には薦めてみてもいいのでは。要は、その人がホイジンガを読むきっかけになってくれればいいと思うんだけど。