サンダーストーンけっこう好きなわけです。ソロプレイ何十回もやっておいて、嫌いだとはなかなかいえない。
そのサンダーストーンのガイドブックが出たというわけで、買ってきた。
内容は、ガイドブックの名のとおり。ガイドだ(完全かどうかは知らないが)。
リプレイ、カードの紹介、マンガ、あとルールの紹介と解説、といった感じ。
構成的にはリプレイが最初にあって、まずおもしろさを伝えるところからという意図はわかる。
ただこれ。
他の人はどうか知らないけど個人的には、リプレイ形式の文章に拒否感がある。でもボードゲームの本というと必ずあって、しかもだいたい扱いが大きいんだよなアレ……。
誌面を稼げるコンテンツなのかなという気はするけど。
じっさいのところ、攻略記事はまったくないです。そういう本ではないです。
それならコラムやエッセイを読みたい気もするけどそれもない。
ルールブックの内容を転記したような記事とか、まあこういう本の一部としてあってもいいだろうとは思うし、間違えやすいルールの解説は悪くないなーと思ったけど。読みたい記事ではないよなあ。
読むところがなかったというのが本音でした。
せっかくなので褒めるところ捜したいんだけど、見つからないのよね……。
あ、デザイナーのインタビュー記事はあった。インタビューというか、一問一答という程度の1ページしかない記事だけど。あれをもっと読みたい。
あと例によって、カード解説には、やめときゃいいのに点数づけをしてあって(「爆発力」「安定感」「特殊性」をそれぞれAからCで、点数というか特徴を示してる)。
もちろん例によって、まるっきり納得できない点数づけで……。なんでこういうのって、いつもこうなっちゃうんだか……。
まあ付録のプロモカードはほしかったんだけど。しかし日本語じゃなかったという。