たとえば「XML」という言葉ひとつで、世界中のシステムの開発効率とパフォーマンスがどれだけ失われているだろう……。
と思った。いやうまく使ってるケースも多いんだろうと思うけどさ。
たとえばあれだ。たいへん疑問を感じるのがWSDLだ。
汎用的な中間コードを作りたいという気持ちはよくわかるのだけど、そんなしょせん中間コードを作るためにみんなどれだけ苦労してるのか……。
というか、現実的に人の手で書けるような仕様じゃないし、いやまあ書けるけど書くか?って感じだし、XMLって実は人間にとって読みづらいので、ツールなりで作ってるのがほとんどのようだけど、この現状がある時点でもう汎用中間コード的には負けなんじゃないかと思うんだよなあ。
その上WSDLを動的生成とか、もうやってると悲しくなってくる。そのためにサーバ側でもクライアント側でも巨大オブジェクトを生成してるし。どこまで無駄なんだよと。
でもまあ、気持ちはわかるわけである。ということはわたしのように感じてる人がほかにもいるに違いないわけで、「そこでXMLじゃなくてJSON」とかそういう話になっていくんだろう。
つまり、わたしがいま勉強してた知識もそう長くはもたないと……。この業界の人が感じてる空しさがだんだんわかってきた気がするこのごろ。