なにしろiTunesが重くて起動したくないから、月に一度くらいしか起動しないんです。
しかもつかいかたも、なんかクセがあるっていうか、なんだろうねえ、あれがマック流なのかねえ。マックほとんど触ったことないから知らないけどさ。
その上重いとなると、いろいろやってみないから憶えないのです。いまだに、登録した曲のうちどれがiPodに同期されるのかわからんし。
で久しぶりに起動したら、ポッドキャストのダウンロードが始まって。サイエンス・サイトークという番組が復活してたのです。っていうかもともと、年に半年しかやらないラジオ番組だったらしい。
で、さっそく朝の電車で聞いてたら、今週は岡田斗司夫のダイエットの話だった。けっこうサイエンスでもなんでもないし。
「日本唯一」というふれこみのイスラエル料理屋にいってきたのです。写真とればよかったといま思ったね。
シャマイム
このへん。
イスラエルというと、菅野よう子とか作曲家が「電源が違うから」と録音にいく国というくらいの知識しかないわけだけど。
なんかどこか不思議な味っつーか、ひょっとしたらわたしが持ってないかもしれない語彙の味がありました。
しかしどうにも表現できないけど「たとえばこれをセブンイレブンが商品化したらこんな味になるだろうな」というのなら想像できる気がしたのがなんだかなあ。
おいしかったです。
ブラフは軽いゲームの定番中の定番。そのブラフで、クライマックスにとてもよくある状況
「残り2人、残弾数はともに1」
という場面を考えてみよう。
と思って、この場合の最適解を、ないとわかってるとはいえ、遺伝的アルゴリズムで求めようと思ってみたんだけど、これがやっぱりなかった(笑) 完全情報じゃないしな。
正直なビッドをする戦略がまず優位にたつんだけど、低い目を振ってしまったときに嘘をつく変異種がつねにいたりする。
出た結論はだいたい次のようなもの。
「4以上の強い目なら正直に、3以下なら嘘を考える」
……わりとあたりまえである。貴重な週末を無駄な計算に費やした。
ちなみに、なぜこの状況がよくあるかというと、その前の段階
「残り2人、残弾数1対2」
の状況が実は、印象ほど1の人の不利ではないからだ。2の人から見れば、鍵となるのは残り1個ダイス目なんだが、それを知っているのはもちろん1の人だけだから。
もっと具体的にいうと、残弾1の人から見て、2の人がたとえば「5」を1つ以上持っている可能性は5/9。半分を超えている。残弾1の人はつねに「5が1個」以上のビッドをしてしまっていいことになる。そして、逆に残弾2の人が「2個」のビッドをするのはかなり厳しい。
ただし、自分以上の目を2個持たれてる場合などがあるから、5分以上勝てるということはないけど。たぶん、リアルに計算すると1/3は超えるかなくらいの勝率だ。しかしこれでも、おそらく「圧倒的不利」と感じているたいていのプレイヤーの印象よりは高い。人間はそういうところで、けっこういいかげんな認識しかできない。
ゲームをコントロールするのは確実に残弾1の人だから、気持ち的には勝ってるんである。
そして、切り抜けた次の段階「1対1」では先手だから、やっぱりゲームをコントロールできる。構造的に負けている側がクライマックスシーンをコントロールする、盛り上がる展開になりやすいんである。
で、そうして1対1。
ていうかむしろ、それぞれのケースで確率を計算したほうがいい気がするわけだが、もちろん「ブラフというかどうか」は確率じゃない。わかることは、強い目を振れば強いということ。つまり運勝負ですな(笑)
一番下にそれとなく、そんなバナーを貼ってみる。
知人のA.R.Nがはじめた活動なのです。わたし自身が彼らの主張に賛成かどうかはともかく(まだ理解してない部分をのぞけばだいたい賛成だが)、おもしろいことやってるなということで。
ただ、現在の、ある意味究極的に成熟しちゃってるオタク文化は長期デフレの産物という可能性もある気がするので……これが好きならどうなのかな(笑)