少なくともわたしは、まともに使えてるところを見たことないんだが(笑) すごく人気のあるフレームワークなんだけど、まあその、奥が深すぎてよくわからないんである。
組みこみの入力チェックは要件に対応できないから使わず、
セッションオブジェクトは知らないしいらないから使わず、
実はアクティブレコードであるところのAppObjectはよくわからないしそもそもアクティブレコードってなに?という理由で使われず、
ビューは混乱するから省略、
HTML特殊文字エスケープを勝手にしてくれるsetApp()は処理中でタグを吐きたいからsetAppNe()しか使わない……。
……というのしか見たことがない(笑)
偏執的なまでに高機能なEthnaの機能の、数パーセントしか使われてないのが現実だ。
フレームワーク使ってんだからそれにあわせたいわけだけど、どうしたらいいのか調べるためのコストがかかりすぎる。
人間は必ず、目先の安易な解決を採用するのだ。web開発は忙しいし。
つまり、機能が増えたせいで(目先の)コード量が増えてしまっていたら、それはたぶん使われない。
(その点、JAVAはいいと思う。もともとなにをするにもめんどくさい)
そしてそのくせ、基本的な機能がいくら捜してもなかったりするし。アクション駆動なら必要になるはずのフォワードとリダイレクトがなかったり。
いやまあ、ちゃんとビューとアクションを分ければ、フォワードは必要なくなるという主張はわかるんだけど。問題は、この二つを分ける判断が難しいことだ。
アクションからアクションに遷移するフォワード(アクションチェイン)を実装するのが現実的だと思う。
というか。
Ethnaの設計は見直すべき
↑これがじつは本質中の本質だという気も(笑)
とか思いながら、いまやってるのはなぜかC#.NETだったりするんですが……。PHPが恋しくなってきたんかなー。
2007.10.30 23:09 てらしま
西島大介の表紙が目印。なんというか、おもしろかったし、だから紹介したいんだけど。なんていうか。
新本格がとんでもなかったからといって「とんでもない!」とか、いまさらいってもしかたないんじゃないかーというか。
でもいうけど。とんでもないです。おもしろいです。
ただ、舞台設定とかはごくごくあたりまえである。
法外な報酬につられて集まった12人の男女が密閉空間にとじこめられて、そこで疑心暗鬼の殺しあいがはじまるのだ。
っていうか、なんでこれがあたりまえになってるのか知らないけど(笑) 特にミステリファンでないわたしでも、少なくとも2ケタはそういうのを読んだ記憶がある。
バトルロワイヤルといっておくのがわかりやすい。でも、たしかにあれがこの量産体制に影響している可能性は高いとはいえ、そもそも珍しい話じゃない。というか、ようするに、とくに新本格系ではあたりまえもいいとこな設定だ。
しかも、べつに舞台設定にひねりはない。
だから迷ってるんである。オチにはびっくりしなかったとはいえ、とても素直に納得できたし、おもしろかったわけだが。あたりまえもあたりまえな新本格から少しでも逸脱したところがあったかといえば微妙だから。
ミステリだから、話についてはあまり書かないけど。
この主人公がいい。妙に醒めてて、人が死んでもパニックになったりしない。なにしろそれは読んでる人と立場が同じなわけだから、とても素直に共感できる。
ちなみに、オビの謳い文句は
「見つかった。何が? 私たちのミステリー、私たちの時代が。」
ああそう。まあそうだろうけど。そうかもねー。
今月の日経サイエンスのバカ記事。早死にのリスクは一般人の1.7倍だそうだ。
っていうか、もし逆の結果だったら誰も納得しない統計だなー。
[2007.10.30 20:14]とりい :
まぁ、長生きするより28歳で死んだ方が嬉しいかもしれん。ロッカー的に。
[2007.10.30 23:29]てらしま :
ロッカー自身でさえそうだとなると、この研究成果に異論をいう人は誰もいないということに。するとこれが嘘でも誰も気づかないんじゃなかろうか(笑)
ふとなんとなくガンダム00に期待してたりもするんですがね。
というのは、これまでで一番まともなSFに近いかもしれないと感じたからだと思うんだけど……やっぱりモビルスーツが空飛ぶのは説明つかないなとか、いろいろあるにせよ。しかもそこに、第3話にして早くもビームサーベルが登場しちゃって台無しだったりもするけど。
あとすごくいろんな方面に狙いすぎ感たっぷりでアレだけど。でもガンダムで「アメリカ」とはっきりいっちゃったのは評価すべきなんじゃないか……、ってどう評価するのか知らんけど。
せっかくだから「専守防衛」もつけてかわぐちかいじにしちゃったらよかったと思う。
やたらいろんな音がするロボットの駆動音にやる気は感じた。ガンダムはいつもやる気だけどさ。
あのじいさんはやっぱりハリ・セルダンだろうか。