なんかもう直前になってますが。当サイト「遊星からのフリーキック」は、またゲームマーケット2014春に出展します。
I15 ブースです。
試遊卓もあるので、ぜひ遊びにきてください。なにしろ今回出すゲームが5~8人という多人数向けで、体験卓を立てられるかどうか不安です(笑)。遊びにきていただけると大変助かります。
その新作。
『仮面の王』です。
タイトルに「仮面」とあるとおり、いわゆる正体隠匿系?ゲームです。ゲームマーケットではたぶん最大勢力のジャンルにあえて挑む! とかそういうわけではぜんぜんなく、じつは前から作ってみたかった。
箱です。ポプルスの新しい方式のやつです。キャラメルの箱みたいな。
しっかりしてる感じではないけど、これけっこういいかもと思ってたりします。
ひとつ、注意点があります。今回の『仮面の王』はベータ版です。
パッケージもされているしゲームも充分遊べますが、調整が不足してる感があるのでこういう感じにしました。
具体的には、下記のようなことが今後たぶんあります。
そんなわけなので、ご理解いただいたうえお求めいただければと思います。
価格は1500円と思ってましたが、ベータ版だし1000円にします。
簡単にゲームを紹介します。
まず、各プレイヤーの前には6枚のカードが並んでます。
ちなみに、ゲームをするにはコインが必要なんですが、コインはついてきません。別にご用意いただく必要があるのでご注意ください。たぶん40枚程度あれば足りると思います。
さて、「?」はまだ正体が判明していないカードです。これがだんだん表向きになっていきます。
各プレイヤーは一人ずつのキャラクターを担当しています。各キャラクターは決まった構成の部下(領地カード)を持っているので、カードを表向きにするほど正体がバレていきます。
キャラクターは「光」「闇」「炎」の3陣営に分かれていて、光と闇は対立しています。光陣営の使命は闇の陣営に勝つことだし、闇の陣営はその逆です。なので、あまり早く正体がバレてしまうと敵の袋叩きにあってしまうかもしれません。
とはいえカードを表向きにしないと発展しないので、なんかそういうジレンマ構造的なものになっています。
まあじつは、さっさと正体を明かしてしまうプレイもあります。仲間が動きやすくなるので、それはそれでアリです。
6枚の中の1枚が、プレイヤー自身である正体カードです。
左端にいるやつです。正体カードは強いですが、表向きにすると一発で正体がバレます。いつ表向きにするかよく考えましょう。
また、正体カードにはそのキャラクターの勝利条件が書かれています。光陣営と闇陣営はだいたい敵に勝てばいいんですが、炎陣営は関係ない特殊な勝利条件を持っています。炎陣営の動向がゲームを大きく左右することになるでしょう。
システム的なところの紹介もしましょう。
手番がきたら、自分の前に並んでいるカードのうち1枚の効果を使います。
カードを使うには「行動コスト」としてコインが必要です。左端のカードなら0ですが、2番めのカードの行動コストは1コイン、3番めは2コイン、……と、右にあるカードほど高くなります。
そして、1度使ったカードは必ず右端に移動してしまいます。そのため、同じカードを何度も使うことは難しいでしょう。
カードの効果を解決しそのカードを右端に移動したら、手番終了です。やることはそれだけ。シンプルです。
上に書いた、カードを表向きにするというのはカード裏面「?」に書いてある効果です。表向きにするためには、1枚めなら1コイン、2枚めは2コイン、……を支払う必要があります。
そんな感じで、自分の領地を発展させつつ敵を見つけたら殴る、という感じのゲームです。
ゲームが終了したら、まず「生存」と「滅亡」の判定をします。たいていは、カードを4枚表向きにしていたら「生存」、そうでなければ「滅亡」です。
そして光陣営と闇陣営で生存しているプレイヤーの数を比べます。多い方の陣営が勝利です。滅亡していても陣営が勝てば勝ちなので、自分の発展を犠牲にして仲間をアシストすることもあります。
そういう感じ。
キャラクターやカードの一覧が載っているリファレンスシートがつきます。箱には4枚ずつ入れたんですが、考えてみればもっと印刷してたなとかいろいろあって、当日はさらに4枚つけます。プレイ人数が8人までなので、8枚あったほうがいいですね。
↓からダウンロードもできます。
当日は、他に『ヘイムスクリングラ』なども置いてあると思います。
お取り置き予約などはやりませんが、たぶん余ってるので(保証はできませんが)他の急を要するサークル様を回ってからゆっくりきていただければと思います。
楽しみですねー。お待ちしております。