『宇宙消失』のあの白痴の少女が萌えじゃないのは、誰がどう考えてもおかしい。だから『涼宮ハルヒの憂鬱』が書かれたんだよな。きっと。
同じ理屈で。『万物理論』のヴァイオレット・モサラ博士はまあ多少萌えるが、あれじゃ足りないから『神様のパズル』が書かれた。でそれが小松左京賞を獲ったというのは、それはそれでちゃんと健全な話だなと、読んで思った。
あの映画はどうなのか知らんけど。ああなっちゃうとなかなか見る気になれないし。
あとは『順列都市』と『ディアスポラ』が残ってるけど、まああっち方面は日本のサブカルチャーのほうが先行してるか。