読みかえしてみるとやっぱり、書き足りないなあと思うことは出てきます。「必勝法はない」といいわけを書いてある(笑)ものの、これは書かないとウソだったなあということもあります。
なので、ここで少しだけ補足します。
これが一番大きいです。書かなきゃウソでした。
わたしはおもに4人でプレイしている。特に庭園系の作戦の評価が高そうな記述になっているのはそのため。
単純にゲーム終了までの速さなら、ステロイドのほうが少し優位ということがわかっている。
ただプレイヤーが多い場合、庭園が2人以上になると3山枯らされてしまうから、ステロイドではまにあわなくなる場合がけっこうある。
(山を枯らすときの判断は難しいので、プログラムでの検証が充分でないという面はあるけど)
それに、プレイヤー人数が多いほど盗賊が強くなる。盗賊が複数いる場では、ステロイドが厳しくなるかもしれない。
庭園は魔女にも強く、弱点があまりない。
というようなことを総合的に判断すると、4人の場合は庭園を警戒しないわけにいかない。という意味がありました。
そのへん微妙なので、これも書き足りてない。まあふつうに強いのはあくまでお金だと。
しかしじっさいは、わたしの想像以上に2人でやる機会が多い様子ですか。特にBSWプレイヤーの方々はそうみたい?
いまはBSWいってないけど、数年前はときどきいっていて、そのころはたしかに、外人とサンファン2人プレイをやる機会が多かった。
ちなみにわたしのサンファンの勝率は、4人と2人が大差ないみたいな感じだったのを憶えてますが(笑)。
2人だと、庭園プレイヤーがゲームを終わらせづらい。盗賊を使う意味もまったくない。だいぶ事情が変わる。
まあ庭園に限らず。プレイヤー人数による違いは、もっと考察すべきだったかなあと思います。
リアル中心にやってると、どっか微妙に、BSWプレイヤーと話が噛みあわないと感じることがある。ていうかドミニオンの場合、カード名の訳が違ってたし。
BSWはリアルと違い、同じ相手と何度もくりかえし遊ぶ場ではない。相手ははじめてあう人で、顔も見えないし会話も(リアルよりは)少ないから、どんな戦略観を持っている人かわからない。
たとえばサンファンで「ここで監督はないよね」というのはこちらの考えかただ。カタンで「トップと交換するの?」とか。たとえそれが常識と思われても、海の向こうでは常識じゃない。
だからあそこで求められるのは、できるだけ多くの相手に通用する戦略。と思う。
あの戦略に対してこの戦略が強いからどうだとか、そういうメタゲームはあまり効かないという面がある。
こういう環境の違いは、作戦の選びかたに影響してくる。
マジック・ザ・ギャザリングの大会で、予選は青パーミッションだったのに決勝は赤バーンを使う、みたいなことと同じ。ごめんわからない例えをした。
BSWで強いからリアルで勝てるとは限らないし、リアルの戦略がBSWで通じるとは限らない。というのは、以前やっていたときに感じたこと。
ドミニオンレシピは、リアルでのプレイについて書いたものなのです。
(ただしドミニオンは、BSWとリアルの差が比較的小さいゲームかもしれない。というような気もする)
もちろんほかにもありますが、ひとつひとつのレシピについては、やっているうちに変わるのが当然なので補足しないです。「ははは全然違うよコレ」くらいに思っていただければいいんじゃないかと。