遊星ゲームズ
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トバゴ
 ボードゲーム

2009/10/26 03:31
トバゴ
Tobago
2009年
Zoch Verlag
Bruce Allen
2~4人(4人)
60分
thx to play:game
トバゴ
2009/10/26 04:03 ボードゲーム

 とにかくコンポーネントがいい。入っているコマがいちいち凝ってる。
 よくある木製の金太郎飴コマだけではなく、手で削ったであろうかたちだったり、素材が石(!?)だったり。「オフロード車」コマは1色で塗りつぶすだけではなく、窓を水色に塗ってあったりする。
 ボードのかたちもおもしろい。じつのところ、それほど複雑なことをするゲームでもないのだけど、コンポーネントにはムダに凝ってる。
トバゴ
 ボードを広げた雰囲気もいい。たいへん写真に映える。

 宝の島トバゴにやってきた探検家たち。地図の情報をもとに宝を見つけるというゲーム。
 プレイヤーの手札には、宝の手がかりとなるカードが渡されている。これを場に出すと、宝の位置が絞りこまれる。
 たとえば「ヤシの木のとなり」とか。「海岸線から2マス以内」とか。「森の中」とか。
 そういう、じつは謎解き系のゲームだ。

トバゴ
 宝のありかの、候補地にはキューブが置かれている。手がかりカードを出して候補地が絞りこまれるたびに、キューブをとりのぞいていく。
 キューブが残り1個になったら、その場所に自分のオフロードカーを移動させれば宝発見。
 設定的にはたぶん、みんなで協力して財宝を捜しているんである。みんなで自分の持つ情報を出しあい、宝のありかを特定したら誰かが掘りにいく。そういう設定なんだろう。だから、宝を発見したら、情報を出したプレイヤーでそれを分配する。情報を多く提供したプレイヤーほど分け前が多いし、決定的な情報を提供するほど(後に出したほど)高価な宝をもらえる。
 他に、さまざまな特殊能力を使える「アミュレット」という魔法のアーティファクトが、島に落ちていたりもする。

 ホームズの犯人捜しゲームとか、クルーとか、スルースとか、そういう謎解き系ゲームに近いもの、と思ったほうがイメージが近いと思う。
 手がかりカードをいくつも集めることで真相が判明する、というか決定するというのは、謎解きゲームのひとつのパターンだ。すべての手がかりと矛盾しないものが真相ということになるんである。なにシステムというか知らないけど、これけっこう、個人的には好きだ。
 候補地をキューブで示す、というのはすごくわかりやすいし、それがだんだん絞りこまれていく様も、見ていて楽しい。
 なによりこのコンポーネント。いくつか要素があるもののゲームはシンプル、なので、もっと簡単なコンポーネントでも充分だっただろうという気はするわけだけど。
 しかしやっぱり、手の込んだコマがあれば楽しい。ゲームがおもしろいからいえることだけど、こういうムダはムダではない。

cut4.jpg

トバゴを