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キング・オブ・トーキョー
 ボードゲーム

2011/05/14 17:31 てらしま

 怪獣ゲーである。なんかもう、このビジュアルがもうすごい。
kingoftokyo.jpg
 すばらしい。なんてバカ。
 怪獣ってのはでかいもの。だからこのでかいコマ! 怪獣ってのは東京を襲うものだ。だから舞台は東京!
 そして怪獣は、大都会を踏みつぶしながら大決戦をする。
 もうそれがすべてって感じだけど。
 上の写真のボードには、どう見たって2マスしかないですが。そういうもんです。ちなみにこの2マスは、東京と、東京湾。

 じつのところ、ダイスゲームなんだけど。
 ロール・スルー・ジ・エイジズみたいな感じ。
 とりあえず手番がきたら、ダイスを6個振る。このダイスは特殊ダイスで、いろんな目が描いてある。出目によってできることがいろいろある。
 エネルギーの目が出たらエネルギー(要するにお金)をもらえるとか、攻撃の目が出たら他の怪獣を攻撃するとか。
 例によって「目を固定して振りなおし」も、3回までできる。
 ダイスの出目にしたがって、エネルギーが出たり、体力を回復したりする。
 あと、東京に乗りこむことができる。なにしろキング・オブ・トーキョーだし。
 東京にいる怪獣は、毎ターン勝利点をもらえる代わりに、体力を回復できない。しかも、他の怪獣の攻撃を一身に受けることになる。体力がなくなったらゲームから脱落だからあまり長くはいられないのだけど、どこまでガマンするか。
 というチキンレースがベースのシステムだ。

 もちろん、特殊能力カードなんかもある。
 ダイスからもらえるエネルギーをつかって、特殊能力を買うことができる。羽根が生えるとか、ジュニア誕生とか。
 チキンレース部分はきっちり乱数とジレンマのゲームとして成立していて、これだけでもかまわない出来なのだけど。そこにあえて、特殊能力なんてものをつけ足してあるんだと思う。
 ふつうは、余分な要素は排除したほうがいい。ふつうはそういうのだけど、このゲームに関しては違う。
 特殊能力カードは、ゲームとして見たら蛇足だ。だけど、だって、テーマが怪獣なのだ。それも日本の。怪獣から蛇足を省いたら、残るものなんて初代ゴジラくらいしかない。
 余分なものをあえて入れたバカゲーデザインだけど、これで正しいんである。誰がなんといおうと。

 つまり、アメリカ式バカゲーなので。
 とはいえ、バカゲーも洗練されたものだと思ったりもする。これ、ちゃんとゲームとしても楽しめる。
 まあでも、怪獣のデザインはやっぱり、日本人から見たらどっか「わかってない」感がありますかね(笑)。

cut4.jpg

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