週末はSF大会いってました。
来年は栃木でT-CONです。そこでボドゲの部屋企画を出展しようとかしないとか、そんな話が出てたり。
まあいまのところ、やらない率70%くらいですな(笑)
つーか考えてみれば、他にあるならやる必要ないね。どうなのだろう。
それにしても、SFファンとボドゲファンってどれくらいかぶるのかな。
場にカードを一列に並べるというシンプルさながら、これはおもしろいです。友人宅でやったんだけど、おもしろかったから自分でも買った。
パレードの参加者は、不思議の国のアリスの登場人物たち。……に扮装した、仮装行列である。
参加者たちは偏屈で、しかも飽きっぽい。飽きてくると、きょろきょろと周囲を見まわしはじめる。そして、自分と同じ仮装をした人や自分より偉い人を見つけると、怒って帰ってしまう。
なにこの状況設定。
まあようするに、プレイヤーは一枚ずつ、パレードの最後尾にカード(参加者)を追加していく。
追加したとき、ルールにしたがって、怒って帰っちゃった参加者をチェックし、帰っちゃった参加者はそのプレイヤーがひきとる。このカードの数字がマイナス点になるんである。
なんといっても、一列! というところがいい。この場のシンプルさから、ゲームとしてのおもしろさを引き出している、良ゲーだ。
このゲーム、シンプルではあるんだが、それゆえにいろいろとデザイナーの苦労のあとが見えていたりもする。やはり一軸しかない場からゲームとしての展開の広がりを表現するのは大変だったのだろうなと想像してしまう。
たとえば「飽きてしまった参加者」は、「列の後ろから数えて、いま追加されたカードの数字以上の位置にあるカード」だ。
この飽きてしまった参加者に対し、「色が同じ」または「いま追加されたカード以下の数字」というチェックをする。
……日本語で説明してると、業務システムの詳細設計書みたいになっちゃっていやな気分になるけど(笑)
つまり、単純極まりないアクションにしては、けっこう複雑な処理をしなければならないようなところがある。いや、他のゲームと比べれば複雑というほどではないけど、ちょっと処理に恣意的な感じがあるためか、わりとインストがうまくいかなくてルールを誤解させてしまったりする。
そしてさらに、これでも足りなかったんだろう、最終得点計算時にもギミックが仕込んである。確かにこれだけじゃ、手札しだいではどうしようもなくマイナスが増えていきそうだし。
各色で一番多くその色を持っているプレイヤーは、その色のカード一枚がマイナス1点になる。
得点計算時にリソースの「色」を区別し、他プレイヤーと比較させるというのは、いろんなゲームで採用されているロジックだ。ゲームがシンプルすぎるときの常套手段といえるんじゃなかろうか。
そんな感じで、調整したんだろうなーと思うシステムになっている。
そして、ちゃんとそれが成功していると思う。あえて「一列」とした上でロジックを追加してゲームを成立させ、それが必要以上に複雑になっていないと思う。
日本のゲームでこのバランスを保っているものは数少ない。
いつも思うことだけど、DOCTYPE宣言を書けないHTMLデザイナーってなんなの(笑)。
正しくないDOCTYPE宣言で書かれたHTMLで、クロスブラウザだのSEOだのっていわれても、これは本質的に不可能なんである。
我々WEBシステム屋には「デザイン適用」という工程がある。これは、作ったシステムを、あとからやってくるデザインHTMLに合わせるという作業だ。
先にくれよという話もあるが、そのへんはデザイナーの文化らしいのでしかたない。
よくあることだが、このとき、デザイナーの気まぐれで、見たこともない要素が追加されていたりすると、技術屋はロジックの修正を迫られてしまったりする。
(そこで愚痴をいいながらやっちゃうのがこの業界の悪いところ。やらなきゃいいと思う)
で、このデザイン適用の工程で、HTMLにロジックを埋めこんでいく。構文ミスとかもしかたないからなおす。このタグ閉じてねーじゃんとか、tableいくつ重ねてんだよとか(デザイナーはtableが好きである)、愚痴をいいながらやる。
その後、もちろんいくつかのブラウザでテストする。ここでHTMLが間違っていると、見た目がおかしくなってしまう。
そして、この不具合はわりと、技術屋が対応せざるをえなくなる。
基本的にデザイナーは、自分で書いたHTMLを変更されることを嫌うらしい。のだけど、これはもう無理ゲーなのだ。
けっきょくハックコードを書いてしまう技術屋の気持ちも、わからんではない。
DOCTYPEというのは、以下のHTMLをどう解釈するかを定義した部分で、つまり一番大事な要素なんである。ぜひとも正しく書いてほしいのだが。
っていうか、ちょっとぐぐってコピペするだけなんだけど。
というわけで、せめてここを見たデザイナーはgoogle検索くらいしてくださいということで↓。
最終戦で指揮官と選手の間に“溝”もできてしまった。試合前に反町監督から「オランダはうまいから前からボールを取りにいかなくていい」との指示が出たが、選手は無視。本田圭は「オレの考えは違った。何人かの選手に“前からいって相手を圧倒しよう”と話したら、賛同してもらった」と証言した。
そりゃ全敗するわ(笑)
この本田は銃殺刑にしていいと思うけど、でもこれ、心情的には本田に味方したくなる。
監督の作戦では勝てる気がしなかったからやったことだろうし、選手にそう思わせてしまったんなら監督が悪い。
というか基本的にこういうのは、全部監督が悪いと思う。サッカーは選手に自由が必要なときもあるので、選手のせいにして萎縮されたら困るんである。
本田のこの行動でよくないのは「何人かの選手に話した」というところだ。勝つ気なら当然、全員に話すべきだった。