たとえば「XML」という言葉ひとつで、世界中のシステムの開発効率とパフォーマンスがどれだけ失われているだろう……。
と思った。いやうまく使ってるケースも多いんだろうと思うけどさ。
たとえばあれだ。たいへん疑問を感じるのがWSDLだ。
汎用的な中間コードを作りたいという気持ちはよくわかるのだけど、そんなしょせん中間コードを作るためにみんなどれだけ苦労してるのか……。
というか、現実的に人の手で書けるような仕様じゃないし、いやまあ書けるけど書くか?って感じだし、XMLって実は人間にとって読みづらいので、ツールなりで作ってるのがほとんどのようだけど、この現状がある時点でもう汎用中間コード的には負けなんじゃないかと思うんだよなあ。
その上WSDLを動的生成とか、もうやってると悲しくなってくる。そのためにサーバ側でもクライアント側でも巨大オブジェクトを生成してるし。どこまで無駄なんだよと。
でもまあ、気持ちはわかるわけである。ということはわたしのように感じてる人がほかにもいるに違いないわけで、「そこでXMLじゃなくてJSON」とかそういう話になっていくんだろう。
つまり、わたしがいま勉強してた知識もそう長くはもたないと……。この業界の人が感じてる空しさがだんだんわかってきた気がするこのごろ。
←これ。
というか、ノミネート作品の時点ですでに「これおもしろいと思った人いる?」と感じたゲームが2、3あったんだよなー。
まあどれとはいわないけど。
個人的には、イスファハンとアウグスブルグでわりと満足してます。
いつのまにかバージョンアップしてますねー。
ずいぶん強くなってます。やっぱり一番大きな違いは、樽の角の店の評価点が大幅に上がったらしいあたりか。いままでのように簡単には勝てません。
ついでに、サンクトペテルブルグのときもやってたコンテストもはじまってます。
「この盤面とこの山札と相手PCで、何点までとれるか」
ってやつ。ダイス目も決まってる様子。
サンクトのときは「ひたすらゲームを終わらせない」とかすげー回答があったけど、あの回答は絶対出題者の意図を超えてたなとか思ったけど、今回はどうだろう。
[2007.06.24 15:02]てらしま :
whiteさん提案の、行政官を僻地に追いやる作戦が効きますね。
ヨドバシに積んであった。たぶん、ピンポイントで$_lbes$_rbユーザに買わせるつもりの製品だろう(買ったし)。
これ。3,000円くらい。
ブルートゥースとか余計なものがついていなくて、がんばって4ツ折りにしたりもせず、とりあえず安いのがとりえという感じ。開けてみるとびっくりするほど安っぽいけど、キーは打ちやすいほうかと。
このまん中の隙間はどうか……とかそういったことは気にしない。
ボードゲームにもUI(ユーザインターフェース)というかアフォーダンスというか、そういうものがあるのは間違いない。
そして、これは重要である。ボードを見て、ルールを読んで「ああこういうゲームか」と思ったら、たぶんその人にとってはそういうゲームになってしまうわけなのである。
これが、ときどきわたしや他の人がいってる「直感的」という部分。
直感的でないゲームというのはつまり、ボードやルールの第一印象と、実際に勝つために必要とされる戦略とが乖離しているゲームのことだ。
というわけで、とりあえず最近わたしが話題にすることの多かったイスファハンというゲームの、ただしいUIというかボードデザインを考えてみた↓。