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遊星ゲームズ
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2013/10/14 20:46

『ヘイムスクリングラ』の紹介 3
 ゲーム制作

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ヘイムスクリングラ』の紹介3回目です。出展情報とか書きます。11/4のゲームマーケット2013秋に出展します。
 過去の記事→ 1 2

 あと、マニュアルとカードリスト公開しました。↓から。

 以前にも書きましたが、基本セットとブースターパックの2種類の商品を販売します。基本セットはもちろん、ゲームに必要な用具すべてが揃います。ブースターパックは、カードだけ21枚を追加できるパックになります。
 カードの一部がランダム封入になっていますのでご留意ください。

 ゲームマーケットでは↓の価格で販売します。その後もショップ委託など計画していますが、イベントでは少しお安くなります。
 あ、あと、基本セットをお買い上げいただいた方にはブースターパック1個をおまけでつけます。少しお得かも。

  • 基本セット 4500円 → 4000円
  • ブースターパック 500円

 もうしわけありませんが、お取り置き予約などは承っておりません。予約受け取り時のご本人確認手段が事実上なく、確実にお約束することができないためというのが理由になります。
 ただ、たくさんありますので、他のサークルを回ってからゆっくりきていただいてもたぶん大丈夫です。

 あと『テーブルゲームデザインの本 3号』なども置いてあると思います。

 ゲームマーケットわたしも楽しみです。当日お待ちしてます。


2013/10/14 06:31

ヘイムスクリングラ
 ゲーム制作

2~4人 90分
ゲームデザイン:寺島由人 アート&グラフィックス:森木ノ子

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ヘイムスクリングラ』は、ヴァイキングたちを率いて領地の発展を目指す戦略ゲームです。
 プレイヤーはゲーム開始前に用意した自分のデッキを持って戦います。100種以上のカードを組み合わせ、ライバルたちよりも大きな名誉を手にしましょう。
 デッキの作り方により、シールド、ドラフト、構築などさまざまな遊び方ができます。

 ゲームマーケット2013秋で販売します。
 ゲームに必要な用具がすべて入っている基本セットと、カードだけのブースターパックの2商品があります。
 詳しい紹介は下記の記事などをご覧ください。

.内容物

※カードはランダム封入です。

  • 基本セット
    • 基本カード 16枚
    • コモン領地カード 64枚
    • レア領地カード 20枚(40種からランダム封入)
    • 紙製チット 120枚
    • アクリル製コマ 約30個
  • ブースターパック
    • コモン領地カード 16枚(64種からランダム封入)
    • レア領地カード 5枚(40種からランダム封入)

.マニュアル

 下記からダウンロードできます。

.カードリスト

 全カードの一覧です。

.エラッタ

.マニュアルの訂正

 上記PDF版では修正されています。

  • 14ページ 遠征 遠征部隊の編成、防御部隊の編成
     次の文を追加します。
     他のユニットが実行した遠征への参加は「サポート」として扱います。
     他のユニットが実行した防御への参加は「サポート」として扱います。
    (この訂正は、次のカードのテキストと整合性をとるためのものです「異界の門」「ベルセルカー」「竜頭船」)
  • 14ページ 遠征 遠征部隊の編成
     :遠征部隊に参加したカードはそれぞれ1消耗させます。:遠征部隊に追加で参加したカードもそれぞれ1消耗させます。
    (例えば「王」が共通プレイスカードの「遠征」を実行し、遠征部隊に「剣士」と「スリング」を参加させました。遠征部隊は「王」「剣士」「スリング」の3枚になります。この場合「王」は行動トークン1個を「遠征」に移動し、追加で遠征部隊に参加した「剣士」「スリング」もそれぞれ1消耗します。「王」をさらに消耗させる必要はありません)
  • 15ページ カードのプレイ 1.コストの支払い
     :(カード右上):(カード左上)

.カードの訂正

  • 土くれのゴーレム
     :このカードは維持フェイズに回復しない。:このカードは回復フェイズに回復しない。
  • 畑の守り神
     :このカードは維持フェイズに回復しない。:このカードは回復フェイズに回復しない。
  • 神馬
     :このカードが戦闘に参加したとき:このカードが遠征に参加したとき
  • 修道士
     :共通アクションカード:共通プレイスカード

.FAQ

  • 「弓の名手」の能力「射撃、射撃」は射撃2個?
     射撃2個です。
  • 「農村の英雄」の能力は、農村の英雄自身にも適用される?
     自身もワーカーなので、適用されます。
  • 「海賊船の船長」の効果は遠征解決後に処理するということでいいの?
     はい。
     こうした効果のタイミングルールが確かに微妙な記述になっているのですが「遠征に参加したときに発動し、その効果がターン終了時まで持続する」と解釈してください。
    (「軍略家」なども同様)
    ※こうした能力は「このターン」のみ有効であることに注意してください。「このラウンド」ではありません。

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2013/10/14 06:31

ヘイムスクリングラ カードリスト
 ゲーム制作

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.基本カード

.コモン領地カード

.レア領地カード

2013/10/06 21:44

量子人狼(アナログGM不要版)
 日記

 量子人狼というのが、なんかちょっと話題になってて。つまり、すべてのプレイヤーは村人と狼の重ね合わせ状態で始まる、正体が確率的にしかわからない人狼なのだけど。

 話題なので、ググると他にもいろいろ出てくると思います。

 これ、ちょっといいなと思ったのだ。
 ご存じのとおり人狼はいま大流行していて、来月のゲームマーケットでも多数のクローンが出る。でも人狼ってのはすごくプレイヤーを選ぶゲームで、なんというか、非人狼プレイヤーから見ると、どれも同じものに見えるというのがじっさいのところだ。
 つまるところ、議論というか説得に意味があると思わなければあの遊びは成立しない。わたしのような人間は、あの議論にはまったく意味がないと思っている。そうすると、あのメカニクスを軸としている限り、すべて同じになってしまう。
 一応断っておくけど。これはあくまでわたしの感覚で、あの過程に意味を感じる人もいる。だがそうでない、わたしのような人間もじつは相当数いるんである。
 しかし。量子人狼はもはやそういうものではなくなっている。と思う。あれが人狼クラスタの間で話題になることに、ちょっと期待してしまうのだ。ちょっと新しいゲームがそういうところから出てきたりしないかなということで。

 それはともかく。量子人狼、悪くないかもと思ったのだけど、欠点は処理が複雑すぎてコンピュータが必要なところ。せっかくだから、どうにかアナログで遊べるようにしてみたい。
 そういう試みもすでにある。

 ざっくりと不要なものをカットしつつ、勝手に占っていいというあたりのアレンジもあったり、おもしろい。じっさいのところはやってみなきゃわからないけど(人狼クラスタでない自分はたぶんやってみないんですが……)。

 個人的には、ゲームマスターを不要にしたい。理屈上、マスターがいらないはずだと思うのだ。複数の役職の重ね合わせ状態というのは、人狼ってもともとそういうものだし。現状では、同じものを表現したメカニクスが2個ある状態になっている。そこの無駄を省けばたぶんGMがいらなくなる。気がする。
 あと、アナログでどうにか遊べるくらいシンプルにしたい。
 そういうわけで、考えてみた。たぶん人狼じゃないものになると思うけど。
 あ、あれですよ。オリジナルのルールはまったく無視してるので、ほんとに別物です。オリジナルのルールについては上に紹介したリンクなどを見てください。


.ゲームの準備

(8人の場合)
 各プレイヤーは下記を受け取ります。

・役職カード 8枚
 人狼 2枚 占い師 1枚 村人 5枚

・行動チット
 自分の色を1つ選び、その色の行動チットを受け取ります。
 占い黒x2 占い白x3 襲撃x3

.概要

 だいたい人狼です。
 各プレイヤーは常に8枚の役職カードを公開された状態で持っています。これらのカードは他のプレイヤーと交換することで移動しますが、手札の枚数が変わることはありません。役職カードは、そのプレイヤーがある役職である確率を表します。たとえば狼を4枚、村人を4枚持っているプレイヤーは、50%の確率で狼、50%の確率で村人です。
 ゲーム中どの瞬間でも、あるプレイヤーが持つ役職カードがすべて同じカードになったら、そのプレイヤーの役職が確定します。以後そのプレイヤーは、役職カードを他のプレイヤーと交換することがなくなります。
 また、ある役職カードを1枚も持っていない状態になったプレイヤーは、その役職の可能性を失います。そのプレイヤーはもう、その役職カードを受け取ることはありません。
 プレイヤーが死亡したとき、持っている役職カードからランダムに1枚を引いて役職を確定します。
 あと、襲撃は2回受けないと死にません(人狼が2人いるので)。

.ラウンドの進行

 ゲームはラウンドを繰り返して進行します。各ラウンドは次のフェイズに分かれます。
1)占いフェイズ
2)襲撃フェイズ
3)投票フェイズ

.1)占いフェイズ

 生存している中でもっとも多くの占い師カードを持っているプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。同数の場合、それらのプレイヤーでゲーマーズジャンケンをして決めます。
 占い師カードを1枚以上持っている生存プレイヤーは、1回ずつ他のプレイヤーを占います。スタートプレイヤーから時計回りに順番に占いを解決していきます。
 占う相手プレイヤーの前に、自分の占い黒チットまたは占い白チットを1枚置きます。占い黒チットは、占いの結果その相手が人狼だったことを意味します。占い白は逆に、人狼ではなかったことになります。
 すでに確定しているプレイヤーを占うことはできません。また、すでに人狼の可能性を消失しているプレイヤーを占うことはできません。
 占った相手プレイヤーに占い師以外のカード1枚を渡し、そのプレイヤーから占い師カードを受け取ります。渡そうとしている役職カードと同じカードを、相手が1枚以上持っていなければなりません。カードを交換できない場合(渡せるカードがない、または相手がすでに確定している)は、カードの交換を行いません。
(1ラウンド目に占われたプレイヤーはいきなり占い師の可能性を消失しますが、そういうものです)

.2)襲撃フェイズ

 生存している中でもっとも多くの人狼カードを持っているプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。同数の場合、それらのプレイヤーでゲーマーズジャンケンをして決めます。
 人狼カードを1枚以上持っている生存プレイヤーは、1回ずつ他のプレイヤーを襲撃します。スタートプレイヤーから時計回りに順番に襲撃を解決していきます。
 襲撃する相手プレイヤーの前に自分の襲撃チットを1枚置きます。
 すでに死亡しているプレイヤーを襲撃することはできません。
 人狼に確定しているプレイヤーを襲撃することはできません。
 襲撃先のプレイヤーに狼以外のカード1枚を渡し、そのプレイヤーから狼カードを受け取ります。また、渡そうとしている役職カードと同じカードを、相手が1枚以上持っていなければなりません。カードを交換できない場合(渡せるカードがない、または相手がすでに確定している)は、カードの交換を行いません。

・襲撃による死亡
 確定済みの狼からの襲撃を2回以上受けた(受けていた)プレイヤーは死亡します。これは、狼が確定した瞬間にもチェックします。

.3)投票フェイズ

 生存しているすべてのプレイヤーは、一斉に他のプレイヤーを指さします。
 もっとも多く指さされたプレイヤーは死亡します。
 1位が同数の場合、投票先をそれらのプレイヤーだけに絞って決戦投票を行います。対象が1人になるまでこれを繰り返します。

.可能性の消失

 なんらかの理由で役職の可能性を消失した場合、その役職カードをすべて他のプレイヤーに渡さなければなりません。カードを渡す相手は、確定していないプレイヤーの中から任意に選ぶことができます。同時に複数のカードを渡す場合、好きなように分割して渡すことができます。ただし、カードを渡す相手は、渡そうとしている役職カードと同じカードを1枚以上持っていなければなりません。
 カードを渡した場合、そのプレイヤーから同じ枚数のカードを受け取ります。このとき、自分が可能性を消失している役職カードを受け取ることはできません。

 人狼の可能性を消失した場合は、下記の処理を行います。
・各プレイヤーの前に置かれたそのプレイヤーの襲撃チットを取り除く。
・そのプレイヤーの前に占い黒チットを置いていたプレイヤーは、占い師の可能性を消失する。

 占い師の可能性を消失した場合は、下記の処理を行います。
・各プレイヤーの前に置かれた、そのプレイヤーの占い(黒白)チットを取り除く。

 人狼に確定した(人狼以外の可能性をすべて消失した)場合は、下記の処理を行います。
・そのプレイヤーの前に占い白チットを置いていたプレイヤーは、占い師の可能性を消失する。
・そのプレイヤーに襲撃されているプレイヤーは、人狼の可能性を消失する。
・各プレイヤーが襲撃により死亡しているかどうか(確定した人狼の襲撃チットを2枚以上持っているかどうか)チェックする。死亡していたら、死亡処理を行う。

 占い師に確定した(占い師以外の可能性をすべて消失した)場合は、下記の処理を行います。
・そのプレイヤーが占い黒チットを置いていたプレイヤーは人狼に確定する。
・そのプレイヤーが占い白チットを置いていたプレイヤーは人狼の可能性を消失する。

 可能性の消失は連鎖します。処理し忘れがないように注意してください。各プレイヤーは、なにかが起こるたびに自分の状態をチェックするようにするといいでしょう。

.死亡

 ゲーム中プレイヤーが死亡した場合、次の処理を行います。

1.そのプレイヤーが持つ役職カードを裏向きにしてシャッフルし、ランダムに1枚を引く。そのプレイヤーは引いたカードの役職に確定する。
2.確定した役職以外の役職の可能性を消失する(可能性の消失処理を行う)。

.ゲームの終了

 生存者全員が人狼の可能性を消失したら、人狼の可能性を消失しているプレイヤーの勝利です。
 生存者のうち半数以上が(確定した)人狼になったら、人狼の勝利です。
 すべてのプレイヤーが死亡した場合は、人狼の勝利です。

.パラドックス

 ゲームの状態が矛盾した、またはゲームが終了しない状態になった場合、パラドックスとなりゲームが終了します(占い師を確定できなくなった、残り2人になったが役職が確定できないなど)。その場合は、その時点で確定していないプレイヤーの勝利です。


 そんなところかなあ。まだ処理めんどくさいかなあ。
 ちなみに、細かいルールは詰めてないしバランスも怪しいです。現状では村人側強そうな気がする。
 議論するフェイズとかないんだけど、これは不要だから。全部公開されてるんだから、いつでも勝手に話し合えばいいです。そうなった時点で人狼ではなくなっているわけで、ある意味目標達成と思ったり。
 もちろん、人と遊んでみたりはしてない。どうなるかなこれ。自分でかたちにする気とか毛頭ないんだけどw


2013/09/28 10:32

ごきぶりキッチンをパワーアップしてみた
 日記

 ごきぶりキッチンというバカゲーがあって。メビウス便で届いた奴なんだけど。
 内容は見りゃわかると思うので見てください。

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 ゴキブリみたいなやつは Hexbug nano というおもちゃ。これが1個入ってる。こいつは電池が入ってて勝手に動き回るので、壁を回して、自分の領地に誘導したら1点。
 たいへんてきとうなゲームなんだけど、この3秒で説明できる感じがいい。おもしろいかっつったらそれも見た目から想像できるとおりで、1回やる分にはそれなりに楽しくはある。

 ところで、たまたまわたしの部屋に Hexbug nano があったので、ちょっと追加してみた。

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 Hexbug nano のキモさは1個よりもたくさんあるときに真価を発揮する。と思う。このほうが楽しいんじゃないかなー。このゲームもほんとはこうしたかったのかもしれない。

 この Hexbug nano 、日本でも売ってたんだけど、最近おもちゃ屋で見かけなくなってる。あんまり売れなかったから日本での展開をやめちゃったとかなんとか。好きなんだけどなあ。ちょっと高すぎたか。
 そんな状況なので、捜してみると、在庫処分のためか叩き売ってる店などもあったりする。
 というわけで、ちょっと買い足してみた。

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 楽しい。

 あと Hexbug にはnano以外にもいくつかシリーズがあって。どれも電池が入ってて、電動で歩いたり、リモコンつきなんてのもある。
 ただ個人的には、nano以外にはあんまり惹かれなかった。動きがいまひとつおもしろくない。日本にはゾイドがあるしなー。見た目はかわいいけどね。
 でもお土産でもらったものがいくつかあったので。 Hexbug Ant と Hexbug Inchwarm 。

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 この謎の生物感が好き。


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